Xbox Liveの海外DLCを買う方法
2009年はじめにCall of Duty4: Modern Warfareを遊んで脳天直撃されて以来、CODシリーズのファンで、Black Ops(Xbox360用 英語版)もせっせと遊んでました。
MW2は日本で海外版を遊んでいても追加マップパック導入に何も問題は無かったのですが、BOでは
- 各言語版それぞれに別個のマップパックが用意されており、同じものを買わないといけない
- 日本からは日本語字幕版と吹き替え版しか購入できない
ため、日本で海外版を遊んでいると追加マップパックは遊べない(それ以前に買えない)、という状況になってしまいました*1。
しかしこの状況を乗り越えて導入している方は多く、自分もそれに習い、海外版BOと海外版マップパックを遊べるようになったので、その方法をまとめておきます。
方針は「アメリカ人になりすましてアメリカ人向けに売っているものを買う」です。
順序は
となります。
1. 必要なもの
- クレジットカード
- USB接続のLANアダプタ
- クロスケーブル 1本
- 失敗しても自分や他人を責めない広い心
あと、ネット経由の支払いが発生するので、PayPalのアカウントを作っておくと便利で(少しは)安心かもしれません。
2. 北米タグの作成
XBLを忍ぶ仮の姿として北米タグを作成します。
2.1 北米籍のWindows Live IDを作る
北米タグの元となる北米籍のWindows Live IDを作ります。
- PCでIEを起動し、[ツール]→[インターネットオプション]→[全般タグ]→[言語]→[追加]→[英語(U.S.) en-us]を一番上にします。
- http://signup.live.com/にアクセスしWindows Live IDを新しく作ります。
必要な情報は
- アカウント名
- パスワード
- 秘密の質問と答え
- 名前
- 住所(国・州・郵便番号)
です。
アカウント名、パスワード、名前はお好きに。ドメインは国名の入ってない .com にしておけば問題無いでしょう(例:hogehoge@hotmail.com)。
別メールアドレスを登録せずに済ますため、秘密の質問と答えを入力します(例:Name of first pet - tama)。
住所は、後で使うVPNサーバがニューヨークにあるので、Googleマップを使って適当にニューヨークにあるホテルを探し、そこの物でも使ってください。
また、ここで登録したデータ(とホテルの電話番号)は後で北米ゲイツ登録時にも使うのでメモっておいてください。
2.2 北米タグを作る
- PCからhttp://live.xbox.comにアクセス
- ↑で作ったWindows Live IDのアカウントとパスワードを使ってサインアップ
3. USA Xbox Live Points(通称、北米ゲイツ)を登録する
北米タグに登録できるのは北米ゲイツと北米クレジットカードだけです。*2
というわけで北米ゲイツを買います。
3.1 北米ゲイツを買う
購入先は
- 海外ゲーショップ店頭
- amazon.co.jpのマーケットプレイス業者
- ネットショップ
が考えられます。
私は以前から洋ゲー購入時に利用しているPlay Asia(香港のネット通販)で購入しました。
直接販売なので安いのとデータ販売なので即入手できるメリットがあります。
使ったことはありませんがInfinity Game Codesは国内にあるようなので言葉の壁はなさそうです(しかもPlay Asiaより安い)。
3.2 北米タグに北米ゲイツを登録する
せっかくPC上で登録コード(文字列)を入手したので、そのままPCからhttp://live.xbox.comに北米タグでサインインし、登録コードをコピペで入力します。
初めての場合、名前、住所、誕生年、電話番号の入力を求められます。
誕生年は18歳以上になるように、その他はWindows Live ID登録時と同じものを入力しておきましょう。
4. 北米VPNサーバ経由でXBLに接続する
日本から、北米タグを使ってXBLに接続し、登録した北米ゲイツを使ってDLCを購入し、ダウンロードしようとしても失敗します。
これはダウンロード開始時と終了時にXBLがこちらのIPをチェックし、北米からのアクセスであることを確認するからです。
そこで、XBLに北米からのアクセスであるように見せかける必要があり、これを
ことで実現します。
4.1 PCのルータ化
PCをルータ化するにはLAN接続口が2つ必要です。
一つ(外側)は通常使っているオンボードのものを使い、もう一つ(内側:Xbox360と接続)はUSB接続LANアダプタを使用します。*3 *4
PC(外側:オンボードLAN)の設定:そのままで構いません。ここでは仮に以下でインターネット接続できているとします。
IP:192.168.0.100
SNM:255.255.255.0
GW:192.168.0.1
DNS:192.168.0.1
PC(内側:USB LAN)の設定:以下の通りに指定します。
IP:192.168.137.1
SNM:255.255.255.0
GW:192.168.0.100
DNS:192.168.0.1
XBox360の設定:IPは手動設定で以下の通りに指定します。
IP:192.168.137.36
SNM:255.255.255.0
GW:192.168.137.1
DNS:自動(or 192.168.0.100)
次に、コントロールパネルでPC(外側)をネットワーク共有を有効にします。
USB接続LANアダプタとXbox360の接続はクロスケーブルを使用します。*5
以上の設定ができたら、Xbox360のネットワーク接続テストでXBLにアクセスできるか確認してください。
このとき「接続は出来ますが問題があります(NATが〜」云々言われるかもしれませんが、DLC購入には無問題なので無視して結構です。
これでPCがルータとして働くようになりました。
いったん、PC(外側)のネットワーク共有を無効に戻します。
5. VPN接続
ここではAnonymityNetworkの一日3ドルコースを利用します。*6
5.1 AnonymityNetwork.comに入金
クレジットカードでもPaypalでも。
入金後しばらくしたら「使用可能になりました」とメールが届きます。
6. いざダウンロード!
流れは「VPN経由で最初の2%ダウンロード」→「(VPN経由だと遅いので)元に戻して残り2%までダウンロード」→「VPN経由で最後の2%ダウンロード」となります。
- AN VPN TOOLでVPN接続開始
- コンパネのネットワーク設定からVPNのネットワーク共有を有効にする
- Xbox360で北米タグを使ってXBLにサインインする(1回目)
- マーケットプレイスで購入手続きを行う
- ダウンロード開始→2%で中止
- XBLサインアウト
- VPNのネットワーク共有を無効にする
- AN VPN TOOLでVPN接続切断
- PC(外側)のネットワーク共有を有効にする
- Xbox360で北米タグを使ってXBLにサインインする(2回目)
- Xbox360メニューの[アカウント管理]→[ダウンロードの記録]→[ダウンロード再開]→98%で中止
- XBLサインアウト
- PC(外側)のネットワーク共有を無効にする
- AN VPN TOOLでVPN接続開始
- VPNのネットワーク共有を有効にする
- Xbox360で北米タグを使ってXBLにサインインする(3回目)
- Xbox360メニューの[アカウント管理]→[ダウンロードの記録]→[ダウンロード再開]→最後まで
- XBLサインアウト
- VPNのネットワーク共有を無効にする
- AN VPN TOOLでVPN接続切断
- はやる気持ちを抑えてXbox360のネットワークを元に戻す(ケーブルもIP設定も)
7. 起動確認
- 日本タグを使ってXBLにサインイン
- DLC起動
- (Stay focused, stay alive...)
*1:聞けばWorld at Warもそうだったとか
*2:以前はカナダタグに日本ゲイツが登録できました(2011年2月)が穴はふさがれたようです(2011年5月)
*3:ノートパソコンと無線LANがあれば、外側を無線LAN、内側を有線LANとすることもできるでしょう
*4:ちなみに私はWii用有線LANアダプタを使用しました。ググル先生に聞けば使用チップはわかり、Windows用公式ドライバも見つかります
*5:ストレートケーブル 2本 + ハブや、ストレート⇔クロス変換アダプタを使うという手もあります。
*6:無料お試し3時間コースがあるのですが、1IPにつき一回しか許可されず、私はもう使ってしまいました
RG シャア専用ザク その5
パイプ部。タッチゲートの出来が良く、手でもぎ取ってパーティングラインをデザインナイフで軽く削ればOKなので量は多くても楽だった。
塗装前準備。で、SCGTを吹き付けた。
RGガンダムのときもやっちゃったんだが、墨入れ用ガンダムマーカーはアルコール系インクなので、油断すると吹き付けてるラッカーシンナーに溶けて滲んでしまう。
RG シャア専用ザク その4
デカール貼り終了。いくつかミスってるところもあるが30cm以上離れると判らないので放置。次は後回しにしてたザクパイプ作り。
RG シャア専用ザク その3
墨入れと組立て終了。パイプ部はクリア吹き直前に。次はデカール無間地獄。